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尾道の書店が「湊かなえ『母性』ブレンド」販売 作家監修のコーヒー

因島出身の作家・湊かなえさん監修のオリジナルコーヒー「『母性』ブレンド」

因島出身の作家・湊かなえさん監修のオリジナルコーヒー「『母性』ブレンド」

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 尾道の書店「啓文社」(尾道市)が1月15日、因島出身の作家・湊かなえさん監修のオリジナルコーヒー「『母性』ブレンド」を店頭、オンラインで販売する。

コーヒーを試飲する湊かなえさん

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 湊さんがコーヒーを監修するのは今回で2弾目。第1弾はデビュー作の小説「告白」文庫本が300万部を突破した記念に2022年、啓文社とコラボして作った「『告白』ブレンド」。啓文社では、「読書のお供に最適な珈琲(コーヒー)を」をテーマにしたコーヒー「読書専用珈琲」を展開。作家コラボ商品では、川上未映子さん監修のコーヒー「黄色い家」ブレンドもある。

 今回は、シネマ尾道、しまなみ交流館で開催される「尾道映画祭」(1月12日~14日)で映画「母性」が上映されることを記念して開発した。コーヒーの製造・加工・販売を行うレ・ユニオンコーヒー(福山市)の直営店で湊さんや啓文社、出版社、尾道映画祭のスタッフらが集まり、ブレンド試飲を重ねたという。母と娘を巡る小説「母性」の世界観を表現しようと、湊さんのアイデアで「Mother」「Daughter」のブレンド2種類を製作した。パッケージのラベル色は映画のポスターにも用いられるピンク、緑の2色を採用した。

 内容量は1袋100グラム入り(中細びき)2種類セットで1,620円。1月14日は「母性」を上映する映画祭会場で同商品を先行販売する。

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