学ぶ・知る

広島マリーナホップが閉館へ 「マリホ水族館」も同日営業終了へ

来年12月1日に閉館する「広島マリーナホップ」

来年12月1日に閉館する「広島マリーナホップ」

  • 126

  •  

 広島市沿岸部のショッピングモール「広島マリーナホップ」(広島市西区観音新町4)が2024年12月1日に閉館する。運営会社「マリーナホッププロパティ」が11月22日に発表した。

[広告]

 2005(平成17)年3月にオープンした広島マリーナホップ。「マリホ水族館」は2017(平成29)年6月にオープンした。同水族館は約19年ぶりに広島市にオープンした水族館で、商業施設内で営業する都市型水族館は広島市内で初だった。

 これまで、2度の運営会社変更、空床問題、集客の改善など課題に向き合ってきたが、賃貸借契約が満了する2025年3月以降の活用策にマリーナホップの継続案は盛り込まれなかった。広島県とマリーナホッププロパティが締結する事業用定期借地権設定契約は2023年3月13日で満了するが、解体工事期間を考慮して最終営業日を来年12月1日に決めた。

 同館は来年の閉館に向け、年間を通じてイベントを予定しており、「施設史上もっともにぎわいのある年にしたい」と意気込んでいる。

 マリーナホップ跡地には、レーシング事業などを手掛ける「トムス」を代表法人とする事業予定者が乗り物に特化した体験型エンタメ施設の整備を計画している。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース