2025年春開業のJR広島駅ビル直上に出店するホテルの名称が「HOTEL GRANVIA HIROSHIMA SOUTH GATE(ホテルグランヴィア広島サウスゲート)」に決まった。11月29日にJR西日本、ジェイアール西日本ホテル開発(以下、JR西日本ホテル開発)が発表した。
ホテルは当初、JR西日本ホテル開発の新ブランドで宿泊主体型の「ホテルヴィスキオ」出店が計画されていたが、コロナ禍で出張需要やホテルでの過ごし方が変化したことを受けて、より上質なもてなしが特徴の「グランヴィア」に変更した。
「グランヴィア」ブランドのホテルには1987(昭和62)年、JR広島駅北口に直結して開業したホテルグランヴィア広島(全407室)がある。新ホテルの名称は、「駅ビル=南口」という地域に根付いてきた愛着と、「瀬戸内の玄関口」という思いを「GATE」に乗せて決めたという。
ホテルのコンセプトは「瀬戸内の玄関口」。客室は駅ビル9階~20階に入る。全380室で、客室平均面積は26平方メートル。全室2人以上で宿泊できる仕様で、大きな窓が特徴。フロント・ロビー、レストラン1店は7階フロアに設ける。宴会利用の場合は、駅北側のホテルグランヴィア広島へ案内するなどして、2館で連携を図る。
開業は駅ビルと同じ2025年春を予定する。