サクラオブルワリーアンドディスティラリー(廿日市市桜尾1)が、廿日市市の山間部にウイスキー蒸留所併設型テーマパーク「SAKURAO YOSHIWA WHISKY PARK(サクラオ ヨシワ ウイスキー パーク、仮称)」を新設することを9月21日、発表した。
場所は、観光交流施設「吉和魅惑の里」敷地内。同施設は廿日市市が設置者として運営管理してきたが、今年3月に閉園した。広さは約5650平方メートル。敷地内の場所と規模は未定。
同社によると、施設ではジャパニーズウイスキーを通して、日本のものづくりの精神と地方文化の発信、教育を目的に、国内外のウイスキー愛好家や新たなウイスキーファンの誘致を目指すという。
投資額は数十億円。2025年秋の完工を目指す。
廿日市市吉和は、中国山地の山間にある豪雪地帯。広島を代表する一級河川・太田川の源流となる冠山を有している。春には雪解け水が清流となり、ウイスキー製造の理想の土地という。