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広島に商業施設「猫屋町ビルヂング」 TTNE監修のサウナ、「社食堂」が登場

サポーズデザインオフィスが企画、設計、運営を手がける「猫屋町ビルヂング」外観

サポーズデザインオフィスが企画、設計、運営を手がける「猫屋町ビルヂング」外観

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 建築設計事務所「SUPPOSE DESIGN OFFICE(サポーズデザインオフィス)」が企画、設計、運営を手がける商業施設「猫屋町ビルヂング」(以上、広島市中区猫屋町、TEL 050-8890-3796)が9月23日、広島にオープンする。

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 ビルは地上5階建てで、敷地面積は約55坪。延床面積は約264坪。各フロアの広さは約40坪で、フロア構成は1階=飲食店、2階=ギャラリー、イベントスペース、3階=同社オフィス、コワーキングスペース、4階=構想中、5階=サウナ、屋上=ルーフトップガーデン。

 飲食店は、同社東京事務所に併設している「社員+社会の食堂」がコンセプト「社食堂」、同社共同代表の吉田愛さんが監修するクラフトアイスクリーム「yacone(ヤコネ)」、東京の虎ノ門横丁でとんかつ、ナチュラルワインを提供する「つかんと」、昼飲みできるスパイス料理と炭焼き店「shibire(シビレ)」の4店。「横丁のようなイメージ」と吉田さん。飲食店のはしごを楽しめるよう、複数の店を集めた。座席は各店カウンター7~9席を設け、フロアの中央に共有スペース約28席を用意する。

 サウナは日本のサウナカルチャーをけん引するTTNE(ティーティーエヌイー)が監修。坪庭を眺めながらサウナに入ることができるほか、セルフロウリュウも楽しめる。天井が空に抜けた半屋外の外気浴スペースからは夜空も見える設計で、天候によっては雨も降り込む。男性、女性の利用日は曜日によって異なる。

 同社は舟入本町からの本社移転をきっかけに、平和公園からほど近い同ビルを数年前に入手した。事務所を構える広島と東京2拠点のカルチャーが、「ほどよく混ざった」場所を作り、より豊かな空間づくりに生かそうと初めてビル運営に挑戦する。同社共同代表の谷尻誠さんは、「(同ビルは)人と街が共につくる遊び場であり、変化し続ける私たちの空間実験の場でもある」とも意気込む。

 営業時間は店舗によって異なる。1階は水曜定休。サウナは10月下旬からの運営を予定する。

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