カスタマイズコーヒーサービス「TAG COFFEE STAN(D)」(タグコーヒースタンド)が8月8日、広島市の商業施設「アルパーク」北棟の映画館「109シネマズ広島」(広島市西区草津南4)にオープンした。全国7カ所目で、中四国エリアへの出店は初めて。
「TAG-COFFEE STAN(D)」はコーヒー、紅茶からベースとなる飲み物を選び、甘さや香り、飲料を入れるボトル容器に貼るラベルシールをカスタマイズできるドリンクサービス。注文はホームページから行い、ラベルは上映中の映画やオリジナルイラストなど、3500種類以上のデザインから選べる。
ラベルには、自分の名前やメッセージなどのテキストも入力できる。好きな映画のタイトルやアーティストの名前を入れて楽しむ「推し活」にも利用されるという。「109シネマズ広島」限定で、プロバスケットボールチーム「広島ドラゴンフライズ」とコラボしたラベルも用意する。
初日は、「劇場版アイドリッシュセブン」のラベルで注文する女性客の姿が目立った。映画館に持ち込むこともできるが、ドリンクの購入を目的に劇場に足を運んだ客も。行列ができる時間帯もあったが、カスタマイズしたドリンクの2次元コードをレジで表示し、会計後にドリンクを作るため、大きな混雑は見られなかった。支配人の日下厚志さんは「お客さまによっては、劇場に展示しているポスターと購入したドリンクを一緒に撮影したり、ラベルをきれいな状態で保存したいと購入後に剥がす人など、さまざまに楽しんでいた」と話す。
価格は1本550円から。容量は1本約400ミリリットル。1会計の購入は1人3本まで。
営業時間は10時~18時(土曜・日曜・祝日は9時から)。9月からは営業時間を20時まで延長する。