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広島で映画「この世界の片隅に」新作の舞台あいさつ 片渕監督と新谷さんが来広

新作映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の舞台あいさつに来広した片渕須直監督と新谷真弓さん(写真左)

新作映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の舞台あいさつに来広した片渕須直監督と新谷真弓さん(写真左)

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 広島市内中心部の映画館「八丁座」(広島市中区胡町)で12月22日、映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の舞台あいさつが行われ、片渕須直監督と新谷真弓さんが登壇した。

ロビーでは、すずさんのパネルやイラストボードが来館者を出迎える

 2016(平成28)年11月の公開以降、70を超える各賞を国内外で受賞した映画「この世界の片隅に」に、約38分の新エピソードを追加した同作品。1944(昭和19)年秋から1945(昭和20)年春にかけて、主人公のすずが遊郭で出会った女性リンとの交流を中心に、登場人物の「さらにいくつもの人生」を描く。原作は、こうの史代さんの漫画「この世界の片隅に」。

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 舞台あいさつでは、片渕監督が原作漫画に出会ったエピソードも披露した。2010(平成22)年に映画「マイマイ新子と千年の魔法」の舞台あいさつで初めて広島を訪れた片渕監督。広島を描いた漫画を見てみようと同作を手に取ったのがきっかけという。当時、片渕監督が舞台あいさつを行ったタカノ橋の「サロンシネマ」は老朽化のため、2014(平成26)年8月末に閉館し、東急ハンズが入る広島東映プラザビル(中区八丁堀)に同年9月に移転オープンしている。

 それから9年4カ月、3420日をかけて公開する週の月曜・火曜あたりで本作品が完成した。片渕監督は「他のこともやっていたが、映画『この世界の片隅に』『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』のことを何もしない日は1日もなかった」と振り返った。広島出身の新谷真弓さんは、すずの夫の母親「北條サン」役で同作品に出演したほか、方言指導や全せりふを広島弁で喋(しゃべ)ってガイドを行った。新谷さんは、「アニメ映画のアフレコ収録は長くて3日で終わるが、アフレコは3カ月かけて収録した」と明かした。

 新作は12月20日に全国公開が始まったが片渕監督が舞台あいさつを行うのは今回で9回目。映画「この世界の片隅に」では、全国で160回以上の舞台あいさつを行ったと振り返った。

 広島では、八丁座のほか、「広島バルト11」「呉ポポロ」「T・ジョイ東広島」「福山駅前シネマモード」で公開されており、「TOHOシネマズ緑井」「福山コロナシネマワールド」「109シネマズ広島」「シネマ尾道」でも順次公開予定。

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