ローブローアートをメーンとした企画展「十日市美術館」が7月26日から、ハワイアンカフェ・レストラン「AINA HAINA(アイナハイナ)」(広島市中区十日市町1、TEL 082-233-1234)2階のギャラリーで開催されている。
美術界の中では下品と言われながら、アメリカ西海岸ではかっこいいと真逆にとらえられているローブローアート。「日の目をみるアート作品とは違う」と同店店長の古財賢一さん。同展は、美大を卒業し、同店のオーナーになる前は画家としてフリーで看板を描いていた古財さんが主体となり企画した。
バーカウンターやDJスペースを併設する2階ギャラリーには、蛍光塗料で制作された絵や花瓶などの造形物が並ぶ。蛍光塗料はライトの下で異彩を放つ。古財さんが声を掛けて集めた参加メンバーは6人。働きながら作品を制作する人が多く、ほとんどが展示会への出展は初めての経験。
テーマは定めず、クラブのノリでお酒や音楽の中で楽しめるものを目指したという同展。インパクトのある目玉のイラストやタコと女性の体を合体させたイラストなどの作品を展示する。
開催時間は18時~24時。日曜定休。入場無料。8月29日まで。最終日にはパーティーの開催を予定している。
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