広島県内の日本酒を中心に集めた販売イベント「日本酒呑(の)みの市」が6月14日、広島三越(広島市中区胡町)で始まった。
開催は昨年に続いて2回目。広島県を中心にした20蔵が出店し、G7広島サミットで提供された日本酒やグルメを扱う。初日は12蔵が参加。会期中に入れ替えを行いながら、酒蔵ごとに季節限定や贈答用などの日本酒を販売する。
G7広島サミットで提供された日本酒は、三宅本店(呉市)の「スパークリング酒 千福」(720ミリリットル、2,200円)、榎酒造の「貴醸酒 10年熟成太古酒 華鳩(はなはと)」(500ミリリットル、6,600円)。20日に各5本ずつ限定販売する。
14日・17日・18日には、庄原市で生育した広島和牛「比婆牛」のヒレ(4,104円)やシャトーブリアン(4,536円、以上100グラム)を販売。今年から出荷が始まったミニサイズの生食用カキ「かきむすめミニュス」(6個入り、3,348円)、サミットの土産に用いられた漆器を制作する漆芸作家の酒器も用意する。
今年は会期中に「父の日」があることからギフト用の日本酒も扱う。販売価格は4合瓶(約720ミットル)で3,000円前後が中心。会場では、日本酒の飲み比べ(1杯20~30ミリリットル、5杯分チケット=1,000円が必要)も楽しめるようにする。
開催時間は10時30分~19時30分。6月20日まで。