新型コロナの影響などで見合わせが続いていた広島県内の「コカ・コーラ」「カルビー」の工場見学が相次いで再開した。
両社共、新型コロナ感染拡大防止のため来場での工場見学を見合わせ、オンライン工場見学を実施してきた。行動制限の緩和が進んでいる状況を考慮して見学再開を決めた。
「コカ・コーラ ボトラーズジャパン広島工場」(三原市)は4月17日から工場見学を再開した。広島工場は、2018(平成30)年7月の西日本豪雨による浸水被害により稼動を停止した本郷工場に替わる新工場として、同じく三原市内に2020年に新設したが、当初から一般公開を見合わせていた。
施設では、製造工程の見学だけでなく、新たに冷却・炭酸注入の工程も体感できるブースを設けた。このほか、コカ・コーラ社製品を試飲できるラウンジやフォトスポットなども用意する。
カルビーは、5月8日から広島工場(廿日市市)での工場見学を規模を縮小して再開した。スナック菓子「かっぱえびせん」の製造工程を見学通路の大きな窓越しに見ることができる。
見学実施日は、コカ・コーラ=工場休業日を除く月曜~金曜・祝日、カルビー=祝日を除く月曜~木曜。カルビーは小学生以上が対象。いずれもホームページから事前申し込みが必要。人数は2人から。見学無料。