1人1台の無煙ロースターを備えた焼き肉店「焼肉ライク」が4月7日、広島駅併設の商業施設「ekie（エキエ）」（広島市南区松原町、TEL 082-258-1102）にオープンした。

広島駅にオープンした「焼肉ライク」外観

　焼肉ライク（東京都渋谷区）が2018（平成30）年8月29日（焼肉の日）に合わせて、東京・新橋で1号店をオープン。国内76店を展開しており、広島県への出店は今回が初めて。広島店はフランチャイズ店で、カー用品を取り扱うオートバックスのフランチャイジーとして事業を拡大してきた「バッファロー」の子会社「バッファローフードサービス」（埼玉県川口市）が運営する。

　店舗面積は14.26坪。「エキエバル」内のタイ料理店跡に出店した。席数はカウンター8席、テーブル14席の計22席。1人焼き肉を楽しむ来店客はカウンター席に案内する。

　主力メニューは、ごはん、スープ、キムチがセットになった「匠（たくみ）カルビ＆ハラミセット200グラム」（1,320円）。ごはんは17時までお代わり無料。冷蔵の牛肉を使い、ごはんは岩手県産「ひとめぼれ」の炊きたてを提供する。肉の部位は9種類を用意し、50グラムごとに注文できる。

　注文は座席のタッチパネルを使う。商品は受け取りカウンターまで取りに行くスタイルで、提供までの時間はおよそ3分。平均滞在時間は25分で、ファストフードのようなスピード感と煙が広がりにくい無煙ロースターを備えるため、広島駅の新幹線や在来線での移動の合間の利用を見込む。会計にはセルフレジも導入し、入店から退店までほぼ非接触で完結できる。

　営業時間は11時～23時。