親しい人に本や花を贈るスペイン発祥の記念日「サン・ジョルディの日」に合わせて4月23日、福屋八丁堀本店(広島市中区胡町)屋上で「サン・ジョルディ フェスティバル」が開かれる。
同店での開催は3年ぶり。同日は、「世界 本の日」とも呼ばれることから、中四国地方の独立書店5店を集め、店主がセレクトした小説や絵本、雑誌、専門書など、約700冊を古書、新刊でそろえる。このほか、フワラーショップが季節の草花やオリジナルリース販売やワークショップを行う。
出店する書店は、2022年2月に南観音に移転オープンしたばかりの古書店「nice nonsense books(ナイスナンセンスブックス)」、廿日市駅近くに構える「ホリデイ書店」、ウェブと委託販売で古本を中心に販売する「ほんのみせ マドカラ」、2022年4月に松山市の港町にオープンした「三帆堂(さんぽどう)」、空き家の納屋を改装した島根県鹿足郡の「音鳴文庫(おとなりぶんこ)」。
同店担当者は、「新型コロナの影響で、自宅で過ごす時間が増えている今だからこそ、大切な人や自分への特別な本の贈り物を薦めたい」と話す。
開催時間は10時30分~16時。雨天時は8階特設会場で開く。