広島市中央公園に建設中の新サッカースタジアムに隣接して広場や商業施設を整備する「中央公園広場エリア等整備・管理運営事業」に関する事業者公募で、NTT都市開発を代表法人とする「ACTIVE COMMUNITY PARK」が公募設置等計画の認定を4月7日に受けた。
百貨店「そごう広島店」や商業施設「パセーラ」、リーガロイヤルホテル広島に近い広島市中央公園。公共交通機関では、広島電鉄「原爆ドーム前」電停、広島バスセンター、アストラムライン「県庁前」駅からいずれも徒歩8分程度でアクセスできる。
園内には、広島市こども文化科学館・図書館、中央公園ファミリープール、広島県立総合体育館(広島グリーンアリーナ)、広島城、広島市立中央図書館、ひろしま美術館などの集客施設がある。スケートボードパークを設けたイベント広場が来春、完成予定の旧市民球場跡地も含まれるほか、サッカースタジアムは園内の「中央公園広場」に建設する。
計画では、スタジアムに隣接するエリアと基町環境護岸を対象に広場と地上1階および2階建ての遊戯施設などの建物を整備し、アウトドアライフの代表スポットとなるような新たなにぎわいと憩いの場を作る。事業面積は約9.7ヘクタール、延床面積は約4300平方メートル。
着工は2023年8月、供用開始は2024年8月をそれぞれ予定する。