広島の映画館「サロンシネマ」(広島市中区八丁堀)で3月18日、「角川映画祭」が始まる。
「読んでから観(み)るか、観てから読むか」をキャッチフレーズにヒット作を連発し、当時低迷していた日本映画界に活力を与えた角川映画。第1弾作品となった市川崑監督「犬神家の一族」の4Kデジタル修復版をはじめとする11本の作品を日替わりで上映する。
上映作品は、「セーラー服と機関銃」「復活の日」「Wの悲劇」「人間の証明」「里見八犬伝」「戦国自衛隊」「犬神家の一族」「時をかける少女」など。
同館はこれまでも「妖怪特撮映画祭」「若尾文子映画祭」「市川雷蔵映画祭」などの特集上映を行ってきた。4K修復版などデジタル化した作品は、系列の映画館「八丁座」でも定期的に上映している。
料金は一般1,300円。前売り券は上映3日前から、劇場やホームページで販売する。今月31日まで。