広島駅南口広場に隣接する「広島東郵便局」跡地(広島市南区松原町)に今夏、誕生するビルの名称が「広島JPビルディング」に決まった。事業主の日本郵便とプロジェクトマネジメントを手掛ける日本郵政不動産(以上、東京都千代田区)が3月10日に発表した。
ビルは鉄骨造で地上19階、塔屋2階。事務所、店舗、自走式駐車場が入り、2019(令和元)年9月に広島駅前の「福屋広島駅前店」7階へ仮移転した広島東郵便局は1階に開局を予定する。
フロア構成は1階=店舗、郵便局、2階=店舗、オフィスエントランス、3~5階=自走式駐車場、6階=テナント専用食堂・カフェテリア、事務所、7~9階=事務所。敷地面積は約4200平方メートル。延床面積は約4万4200平方メートル。
6階~19階の高層部には、大型のオフィスフロアプレート(約460坪)として開放的な無柱空間を用意。6階には、テナント専用食堂(180席)やカフェテリアも設ける。低層部は、広島駅南口広場から人の流れが連続するように緑が豊かな公開空地や歩行者空間を整備する。1・2階の店舗と併せて、新名所を目指す。
落成日は 2022年8月末日を予定する。