2019(平成31年)年3月に営業停止となった西日本最大級のスキー場「瑞穂ハイランド」(島根県邑南町)が12月24日、2年ぶりに再オープンする。運営は土木工事などを手掛ける「アオイテクノサービス」(広島市安佐南区相田1)。
2022年にはグランピング施設とサウナ、温浴施設をオープン予定
瑞穂ハイランドは、標高1200メートルの山頂から初級・中級・上級などのレベルに合わせて滑走できるスキー場。「ハイランドサイド」「バレーサイド」の2エリアで構成するが、今シーズンは初心者におすすめで、山頂からのロケーションが楽しめるという「ハイランドサイド」のみ営業する。深い雪と多彩なコースがある「バレーサイド」は2022年末のオープンを予定する。
再オープンに合わせて、人工地形を新たに造成し、より流れのあるスノーパークを用意したほか、雪山を楽しんでもらおうとゲレンデを走ることができるスノーモービルも導入した。レベルに合せたスクールも開く。小さな子どもが楽しめるようキッズパークには、そりやさまざまな雪遊び道具を充実させた。
営業時間は8時~17時。料金は、18歳以上=3,900円、高校3年生まで=2,000円、幼児=無料。駐車場は2000台。積雪不足のため、12月28日にオープンする。
このほか、瑞穂ハイランドでは、夏に向けて「バレーサイド」にグランピング施設、サウナ・温浴施設のオープン準備を進める。開業は2022年予定。トレーラーサウナや五右衛門風呂、川を使った水風呂で身体を整え、夜には川や風、木々の音を聞きながら、星空を眺める体験ができるという。1年を通して、自然に触れ合うアクティビティを提供する。