ハリウッドの第一線で活躍するフィルムエディター(映像編集者)、横山智佐子さんの講演会が、6月22日に広島市まちづくり市民交流プラザ(広島市中区袋町6、TEL 082-545-3911)で行われる。
講師の横山さんは、三重県の出身。1987年に渡米し、UCサンタバーバラ校を卒業後にアカデミー賞受賞エディターのピエトロスカリアさんのアシスタントとしてハリウッドで仕事を始めた。アシスタントを務めた映画作品は「グッド・ウィル・ハンティング」「ハンニバル」「グラディエーター」など。2006年には日本のフィルムメーカーを目指す人にハリウッドの現状を知ってもらいたいと、日本人向けのフィルムスクールをハリウッドで開校した。
講演では、世界市場に圧倒的な力を持つハリウッド映画産業はどのような仕組みで動いているのか、映画はどのように作られて行くのかを話し、フィルムスクールの卒業生がハリウッド方式の映画制作を学び作成した作品を15分ほど上映する。
映像文化が活発な場所とは言えない広島で、自主制作映画などを制作している、同講演会スタッフの越智和寛さんは「映画産業やシステム等の話をすることで興味を持ってもらえたら」と話す。
講演時間は18時30分~20時30分。入場無料。
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