
広島のプロバスケットボールクラブ「広島ドラゴンフライズ」が9月8日、廿日市市にクラブハウス「ドラフラベース」を建設すると発表した。完成は2022年8月を目指す。
クラブハウスは、廿日市市峠に建設する。トップチームの練習拠点として、バスケットボールコート1面、トレーニング室を備えた「メインアリーナ棟」と若手選手が6人まで宿泊できる「宿泊施設棟」を備えた育成拠点として整備する。
このほか、広島ドラゴンフライズのルーツである廿日市市のまちづくり連携拠点などにも活用する予定。クラブ名に含まれる「ドラゴンフライズ」は、トンボを意味する。廿日市市宮島町のみで生息する「ミヤジマトンボ」に由来しており、メインのチームカラーも厳島神社の大鳥居をイメージした朱色を用いている。
朝山正悟選手は、「選手として、クラブハウスを用意してもらえることは本当にありがたいと思っています」とコメント。「トップチームのレベル向上はもちろん、ユースチームなどの若手の育成強化や、バスケットボール競技の普及も本格的に進んでいくと感じている。プロスポーツとして環境が整っていくことがクラブの価値と成長に繋がるポイントだと思う。建設が非常に楽しみ」とも。
完成は2022年8月予定。