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広島市安佐動物公園が開園50周年 職員がくす玉で静かにお祝い

職員とマスコットキャラクターがくす玉を割って広島市安佐動物公園での開園50周年をお祝いした

職員とマスコットキャラクターがくす玉を割って広島市安佐動物公園での開園50周年をお祝いした

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 広島市安佐動物公園(広島市安佐北区安佐町動物園)が9月1日、開園50周年を迎えた。

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 安佐動物公園は1971(昭和46)年に、「広島市にも動物園を」という市民の願いを受けて開園した。使用面積は25.6ヘクタール。「自然動物園」をコンセプトに設計し、広い運動場や柵のない展示、動物の群れなど、人にも動物にも開放的な空間に仕上げた。年間約50万人が訪れるが、2020年は新型コロナウイルスの影響で来園者数は約33万人に落ち込んだ。

 同園は現在、広島県への緊急事態宣言の発令を受けて、8月27日から今月12日まで臨時休園しており、当日は職員と同園のマスコットキャラクター「オオサンショウウオのサンちゃん」がくす玉を割ってお祝いした。南心司園長は、「『命を未来へつなぐ』という動物園の役割を果たしていけるよう努めてまいります」(原文ママ)と同園ホームページに50周年を迎えての感謝とメッセージを掲載した。

 開園50周年を記念した企画展は7月24日から園内の動物科学館で実施しており、50周年記念映像はユーチューブでも公開する。展示は10月17日まで。

 広島市は、施設の老朽化や動物福祉に対応するための同園の再整備事業計画を2015(平成27)年に策定し、年間入場者数65万人を長期目標に掲げ、30年かけて段階的に整備を進めている。概算事業費は約90億円。

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