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広島の観光列車がルート変更 呉線経由で尾道発広島着に

広島の瀬戸内海沿いを走る観光列車「etSETOra(エトセトラ)」外観

広島の瀬戸内海沿いを走る観光列車「etSETOra(エトセトラ)」外観

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 広島の瀬戸内海沿いを走る観光列車「etSETOra(エトセトラ)」が10月2日から、尾道~広島駅の復路運行ルートを呉線経由に変更する。

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 尾道~宮島口駅間はこれまで、山陽本線を経由してきたが、復路でも瀬戸内海の景色を楽しみたいとの要望を受けルートを変更。終着駅を宮島口駅から広島駅に変えた。

 観光列車「etSETOra(エトセトラ)」は2020年運転開始。尾道駅~宮島口駅間を走り、瀬戸内海や多島美などの風景を車窓から楽しめる快速列車。車両編成は、2005年~2019年までJR呉線を走ってきた、前身となる観光列車「瀬戸内マリンビュー」に使われていたキロ47系気動車2両。復路では車内バーカウンターでアルコールも販売する。

 全席指定のため、乗車券のほかに普通列車用指定席グリーン券が必要。料金は、広島~尾道=大人2,520円、子ども=1,760円、尾道~宮島=大人3,680円、子ども2,690円。JR西日本ネット予約「e5489」やみどりの窓口で販売する。定員は1両20人。今年4月から、新型コロナウイルス感染対策として、座席にパーティションを設置している。

 運転日は土曜・日曜・祝日。

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