豊かな海を次世代に引き継ぐための地域づくり総合拠点「渚の交番 SEA BRIDGE(シーブリッジ)」(尾道市因島大浜町、TEL 0845-24-1212)が7月20日、広島県尾道市の因島にオープンした。広島県内への開設は初めて。
全国9カ所目となる同施設は、日本財団(東京都港区)とNPO法人PLUS、尾道市の協働で開設した。子どもたちの海への好奇心を高めようと、福山大学やライフセービングクラブ、民間企業など、海に係る関係者が連携し、海洋教育プログラムやマリンアクティビティを提供する。
環境に配慮した「脱プラスチック」をテーマに掲げたカフェやテーマごとにセレクトした絵本を置いたギャラリースペースなどを設ける。内装は、船首をイメージしたカウンターや水しぶきをイメージした球状の照明、造船の足場を活用したフレームなどをディスプレーし、尾道の造船の歴史や海との関わりを表現する。
同施設では、新型コロナウィルス感染拡大の影響で多くの海水浴場が閉鎖となる中で、子どもたちが海に親しみを感じられるようなコンテンツを提供する。
営業時間は10~17時。火曜定休。