広島県尾道市から島根県松江市まで、中国山地を横断する尾道松江線「中国やまなみ街道(通称やまなみ街道)」で10月10日、道の駅をたすきでつなぐ日本初のサイクル駅伝「『道の駅』でん」が開催される。
やまなみ街道サイクリングコースは、国道184号線、国道54号線、国道431号線などを含む、全192キロ。起伏が多いコースで、国道沿いに点在する「道の駅」をエイドステーションとして活用し、コース内に10カ所設ける。サイクル駅伝は当初、2020年6月に初開催を予定していたが、新型コロナウイルス拡大防止のため開催を延期。今年に持ち越した。
募集するのはソロ、1~4人までのチーム、Eバイクレンタルチームの3部門。片道だけの参加も受け付ける。定員はソロ=200人、チーム=30チーム、Eバイクレンタル=7チームで、定員に達し次第、受け付けを終了する。参加料はソロ、1チーム共に1万2,000円。保険料やエイド費用などを含む。
申し込み受け付けは9月12日まで。問い合わせは、運営する「サイクリストビュー」(TEL 0852-21-3920)まで。
「やまなみ街道」は2015(平成27)年に全線開通した。尾道~松江間の移動時間を約2時間30分に短縮。尾道市からは、西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道)と連結しており、山陰、山陽、四国をつなぐ。