広島市中区の中央公園広場(広島市中区基町)に建設が決まったサッカースタジアムのイメージ画像を3月31日、広島市が公開した。
イメージ画像は優先交渉権者を獲得した大成・フジタ・広成・東畑・EDI・復建・あい・シーケィ共同企業体が手掛けた。サンフレッチェ広島が運営する「HIROSHIMAスタジアムパークPROJECT(広島スタジアムパークプロジェクト)」ホームページで公開している。
サンフレッチェ広島の新たな本拠地となるサッカースタジアムは、2024年開業予定。敷地面積は約8万5600平方メートルで、収容人数は3万人規模を想定する。集客目標は、中央公園広場全体で現在の年間96万人から約2.3倍増えた220万人。サッカー試合日だけでなく、イベントやスタジアムパークの施設利用を見込む。
計画を推進する広島市、広島県、広島商工会議所、サンフレッチェ広島などは、全国でも珍しいという都心に立地する「街なかスタジアム」の特性を生かし、サッカースタジアムの多目的化、多機能化を図り、スタジアムに隣接する広場エリアと共に一年を通してにぎわいのあるサッカースタジアムの実現を目指す。