レモンを丸ごと使ったオリジナルレシピのレモネード専門店「LEMONADE by Lemonica(レモネード バイ レモニカ)」(TEL 082-546-3220)が2月12日、広島地下街「紙屋町シャレオ」(広島市中区基町)にオープンした。
「レモネード バイ レモニカ」は金沢発祥で、国内で唯一のレモネード専門店。レモネード・レモニカ(石川県金沢市)の河村征治社長が、アメリカで子どもたちが自宅のガレージを使い、レモネードを手作りして販売する光景を見て、日本でも広めたいと2016(平成28)年3月、「金沢FORUS」に1号店を出店。2018(平成30)年にはフランチャイズチェーン(FC)展開をスタートし、出店エリアを全国に拡大した。同年に10店、2019年には21店を出店。2020年は新型コロナウイルスによる出店延期の影響などを受けながらも30店に広げた。中国地方では、アリオ倉敷店、イオンモール岡山店に次いで3店舗目。広島への出店は今回が初めて。全国65店舗目で、FC店として運営する。
店舗面積は5坪。テークアウト専門で、注文を受けてから一つ一つレモネードを手作りする。メニューは、一番人気という「ソーダレモネード」、炭酸なしの「オリジナルレモネード」、温かい「ホットレモネード」(以上340円~)、自家製イチゴシロップを使った果肉入りの「ストロベリーソーダレモネード」(410円)、ブルーの色味が特徴的なアクアコーラとレモネードをブレンドした「アクアレモネード」(360円~)など。定番と季節限定を合わせ、常時20種類以上をそろえる。サイズはラージを中心に、商品によってレギュラー、ジャンボを提供する。客単価は410円。女性や学生を中心にビジネスパーソンの利用も目立つという。
このほか、店舗スタッフとの接触機会を最小限にしようと、スマホアプリから注文できるレモニカ専用の注文・決済アプリ「スマートオーダー」を導入しており、カウンターに設置する黄色の「モバイルピックアップボックス」からドリンクを受け取ることができる。
営業時間は10時~20時。