広島の鋳造メーカー「友鉄工業」(安佐北区安佐町)が1月9日から、合格マンホールをJR可部駅近くの明神社(みょうじんしゃ、可部2)で展示している。
マンホールのフタは、合格を意味する丸い形状で人が落ちないことに加え、凹凸があって滑らない構造であることから、コロナ禍の受験生を応援しようと製造した。マンホールには、鳥居のイラストと合格の文字を描き、明神社で祈祷、奉納を行った。
このほか、マンホールデザインの缶バッジ200個も用意し、例年、多くの受験生が宿泊する周辺のビジネスホテル「ホテルリッチ」で先着順に配る。展示は今春まで行い、その後は、地域を盛り上げるため、安佐北区での設置を検討するという。