「広島国際アニメフェス」選考審査始まる-60作品選び公開へ

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 8月7日から開催される「第12回広島国際アニメーションフェスティバル」の作品選考審査が5月9日から始まった。

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 同フェスは、1985年に広島が被爆40周年の節目を迎えたことをきっかけに1回目が開催されて以降、2年に1度行われている。世界4大アニメーションフェスティバルの1つで、国際アニメーションフィルム協会が公認している。メーンテーマは「愛と平和」。国境や言語を超えた人類共通のメディアであるアニメーションを通じて、世界の恒久平和を世界最初の被爆地・広島から発信することなどが目的。

 作品は、2月1日からの2カ月間募集し、アジアやヨーロッパ、北米、アフリカなど56の国と地域から1,656点の応募があった。非公開の選考審査では、国内外から選出された国際選考委員会の5人が、同フェスで上映するコンペティションの約60作品を選ぶ。さらに、選ばれた作品は一般公開される本審査で、グランプリなどの優秀作品が決まる。

 同フェスのディレクター・木下小夜子さんは「今回も新しい才能から世界の大家まで、本当に素晴らしい作品の応募がたくさんありワクワクしている」と話す。開催期間中は、コンペティション以外にもセミナーやワークショップ、アジアプレミア、ジャパンプレミアなどの新作や話題作の上映などを行う。

 会場は、広島アステールプラザ(広島市中区加古町、TEL 082-244-8000)。チケットは、プログラム券(一般=1,200円、大学生=1,000円、小・中・高校生=700円)、1日券(一般=3000円、大学生=2,400円、小・中・高校生=1,800円)、全プログラム券(一般=12,000円、大学生=10,000円、小・中・高校生=7,000円)。

広島国際アニメーションフェスティバル県民ホールで「神奈川国際アニメーション映像祭」(ヨコハマ経済新聞)

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