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広島で「出雲・瀬戸内御湯印めぐり」 9つの温浴施設が参加へ

「出雲・瀬戸内御湯印めぐり」のパンフレットと御湯印札を貼った「御湯印帳」、「満願オリジナルタオル」

「出雲・瀬戸内御湯印めぐり」のパンフレットと御湯印札を貼った「御湯印帳」、「満願オリジナルタオル」

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 広島や尾道、出雲、愛媛などの9つの温浴施設を巡る「出雲・瀬戸内御湯印めぐり」が7月から行われている。

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 参加者は、温浴施設で入湯時に配布する「御湯印札」を集めていき、満願達成を目指す。満願達成すると、満願捺印と中四国エリアの温浴施設10店が合同で作った「みれもサイダー」3本、「満願オリジナルタオル」を進呈する。5施設の半願達成では、「みれもサイダー」3本と残りの4施設で利用できる割引特典が受けられる。御朱印帳をイメージして作った「御湯印帳」は各施設のフロントで配布する。

 参加施設は、一番札湯「淀江ゆめ温泉 白鳳の里」(鳥取県米子市)、二番札湯「湯の川温泉 四季荘」、三番札湯「しっとりつるつる 北山温泉」(以上、島根県出雲市)、四番札湯「瀬戸内温泉 たまの湯」(岡山県玉野市)、五番札湯「神辺天然温泉 ぐらんの湯」(福山市神辺町)、六番札湯「尾道平原温泉 ぽっぽの湯」(尾道市平原2)、七番札湯「アジアンリゾート・スパ シーレ」(安芸郡坂町)、八番札湯「しまなみ温泉 喜助の湯」(愛媛県今治市)、十番札湯「伊予の湯治場 喜助の湯」(愛媛県松山市)の9つ。全国5カ所で実施する「御湯印巡り」の中で、全店制覇するには一番距離があるという。

 広島での「御湯印めぐり」は2016(平成28)年にスタートした。当初は、広島と岡山エリアでの実施だったが、回を増すごとにエリアを拡大。「中国やまなみ街道(尾道松江線)」を通って山陰エリア、尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「瀬戸内しまなみ海道(西瀬戸自動車道)」で四国をつなげ、広域からの誘客を目指した。

 事務局の「アジアンリゾート・スパ シーレ」(安芸郡坂町)支配人の角戸由美子さんは、「自店だけでなく、他店と連携を取り温浴業界を繁栄させたいと活動に参加した」と話す。これまで年1回のペースで開催してきたが、今年は新型コロナの影響で開催時期が春から7月にずれ込んだ。角戸さんは、「御湯印めぐりは県をまたいでの行動になる。集客が落ち込み自粛ムードの中、本当にどうするか悩んだ。対策をしっかりした上で、お客様の動きや各施設の状況を考え、スタートとゴールを遅らせて実施を決めた」と話す。

 開催期間は2021年6月まで。

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