新型コロナウイルス感染拡大を受けて、広島市内の商業施設でも営業時間短縮が広がっている。各施設では、来店客や従業員の健康と安全確保、感染の拡大防止に取り組む。
百貨店では、「広島三越」=3月2日~13日、「そごう広島店」=3日~17日、「福屋八丁堀本店」「福屋広島駅前店」=3日~18日で時短営業を導入する。福屋は、「南館 FUKUYA ADDICT」、ノーリーズなどの路面店8店、五日市や尾道、西条ほか、サテライト店9店、食品館フレッドの計21店で実施。1日に各店の玄関にポスターを掲出するほか、ホームページで知らせた。
このほか、「広島パルコ本館・新館」は3日~15日、家電量販店「ビックカメラ広島駅前店」「エディオン広島本店西館・東館」「エディオン蔦屋家電」は3日から当面の間、11時~20時で営業する。
「イオンモール広島祇園」「アルパーク」の一部テナントは営業時間の短縮や臨時休業を行い、ゆめタウン広島はアミューズメント施設を一部休業している。「LECT(レクト)」や「ジアウトレット広島」「イオンモール広島府中」では、館内の一部イベントを中止または延期している。
今月末に閉館する広島駅ビル「ASSE(アッセ)」、「ekie(エキエ)」、紙屋町の地下街商業施設「シャレオ」、「基町パセーラ」、「サンモール」は現在、通常通り営業しており、営業時間の短縮については検討中という。
変更後の営業時間は、広島三越=10時30分~7時(7日・8日は10時30分~19時30分)、福屋八丁堀本店・広島駅前店、食品館フレッド、FUKUYA ADDICT、福屋路面店、エディオン広島本店西館・東館=11時~19時、福屋サテライト店=10時~18時、そごう広島店、広島パルコ=11時~19時30分、ビックカメラ広島駅前店、エディオン蔦屋家電=11時~20時。