グランドプリンスホテル広島(広島市南区元宇品町、TEL 082-256-1111)が12月2日、体験型の謎解き宿泊・日帰りプラン「本と歩く謎解きの夜~消えたエピローグの行方~」の販売を始めた。
体験型謎解きイベントの企画制作を行う「謎組」(東京都渋谷区)とタイアップした企画で、中四国エリア・九州エリアでの開催は今回が初めて。同内容のイベントを今年1月~3月、箱根仙石原プリンスホテル(神奈川県足柄下郡)で展開しており、同ホテルでの開催に合わせてストーリーをリニューアルした。
イベントは「迷い込む物語体験」と銘打ち、参加者が1冊の小説を読み進め、本の主人公の行動をなぞりながらホテル内を探索する。ホテル内では、本の中の世界が再現されており、参加者はストーリーを追体験しながら物語を進めていく。デジタル媒体が台頭する中で、あえてアナログな紙の本に触れながらの探索とリゾートホテルの雰囲気で「非日常のミステリーが味わえる」という。
同ホテルでは、謎解きを新たな観光素材として提案することで、新たな客層のホテル利用を増やしたい狙い。
料金は、宿泊プラン=1人9,650円~(1泊朝食付き、1室3人利用の場合)、日帰りプラン=1人4,350円(館内の温泉入浴付き)。2020年3月19日まで(期間中に除外日あり)。