広島東洋カープが11月23日、「MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島」(南蟹屋2、マツダスタジアム)で開かれたファン感謝デーで2020年のチームキャッチフレーズを発表した。
2020年シーズンのカープキャッチフレーズは、「たった今 このAKAの子 舞いたった」(たったいま このAKAのこ まいたった)に決まった。文章は回文になっており、前から読んでも後ろから読んでも同じ文章になる言葉遊びを取り入れた。
球団ではこれまで、2018(平成30)年「℃℃℃(ドドド)」、2019(平成31)年「水金地火木ドッテンカープ」とリズムのいいキャッチフレーズが続いたが、2020年は趣向を新たにしたという。「AKAの子」はファンや選手を表し、佐々岡新監督のもと新たなチームとファンが一体となり10度目のリーグ優勝、そして4度目の日本一へ向け舞いたつ姿を、キャラクターと星で表現する。
来シーズンは球団70周年を迎えることから、前から読んでも後ろから読んでも永続的に繰り返す回文に、これからもずっと広島でファンと共に戦っていきたいという思いを込めたという。