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広島でポジティブな作品を集めた「広島国際映画祭」 3日間で33本上映

「広島国際映画祭」では、「この世界の(さらにいくつもの)片隅に[特別先行版]」の上映も行う。写真は2018年の様子。

「広島国際映画祭」では、「この世界の(さらにいくつもの)片隅に[特別先行版]」の上映も行う。写真は2018年の様子。

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 世界中から集めた「ポジティブな力を持つ作品」を上映する映画祭「広島国際映画祭」が11月22日から、NTTクレドホール、広島市映像文化ライブラリー(以上、広島市中区基町)、横川シネマ(西区横川町3)をメイン会場に開催される。

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 同映画祭は、2009(平成21)年に「ダマー映画祭inヒロシマ」としてスタートし、2014(平成26)年に現在の「広島国際映画祭」に名称を変えて継続開催しており、今年で11年目を迎える。「ポジティブな力を持つ作品を世界中から集めた映画祭」をコンセプトに、被爆から復興を遂げた広島ならではの映画祭として作品上映やゲストのトークショーなどを展開している。

 プログラムは、現代映画の最前線で活躍する映画監督の初来日や日本プレミア上映を通じて世界で注目が高まる作品をいち早く広島から発信する「特別招待作品」、「ポジティブな力を持つ作品」を世界中から集めた「国際短編映画コンペティション」、広島にゆかりのある映画人や広島で撮影された新旧映像作品の上映プログラム「ヒロシマEYE」、大林宣彦監督作品を上映する「大林宣彦監督セレクション」、ワークショップで構成する。

 舞台あいさつ付き上映を行う「この世界の(さらにいくつもの)片隅に[特別先行版]」(22日)、「新聞記者」(23日)、「海辺の映画館―キネマの玉手箱」(24日)は混雑が予想されるため、あらかじめ指定席券(2,000円)を販売しており、松坂桃李さんと藤井道人監督が登壇する「新聞記者」は予定枚数の販売を終了している。

 23日は、広島の歓楽街に実在する老舗ストリップ劇場「広島第一劇場」(中区薬研堀)を舞台にした映画「彼女は夢で踊る」を「広島第一劇場」で上映し、時川英之監督や加藤雅也さん、岡村いずみさんらも登壇する。

 一般作品の1日券は前売り=1,500円。残席がある場合は各会場で当日券も販売する。問い合わせは、広島国際映画祭実行委員会(TEL 082-228-5226)まで。

 11月24日まで。

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