広島パルコ(広島市中区本通)で11月15日から、ローカル文化に特化したセレクトショップ型イベント「ローカルチャーストア」が始まった。
2019年に開業25周年を迎える広島パルコを情報発信拠点に、地方特有の文化やトレンドをアウトプットしようと広島のアパレルショップで働く横山司さん(32)と、広島を拠点に活動するデザイナーの岸本太樹さん(33)によるユニット「KOB(コビ)」が企画した。
本館6階のイベントスペース「パルコファクトリー」を会場に、ローカルに根付いた老舗セレクトショップや気鋭ブランドショップ計27店舗を集める。店舗の一角には、広島の飲食店がフードブースも出店する。
什器で出店区画を仕切り、各店ごとに商品を並べる。男性向け衣類が中心だが、広島パルコの来店客は女性客が多いことから、ビンテージアクセサリーや雑貨、女性向け衣類も一部そろえる。商品点数は約1000点。各店で取扱商品が類似しないようにセレクトした。このうち、古着が1~2割を占める。衣類では、流川の飲食店「お食事処 新京本店」(中区流川町)、広島パルコそばのカレー店「サン・カレー」(中区堀川町)公認のオリジナルロゴ入りロングTシャツ(1枚3,300円)も販売する。
出店するのは、「muutos.(ムートス)」(北九州市小倉北区)、「ADDICTION(アディクション)」(福岡市中央区)、「UNDIS(アンディス)」(広島市中区中町)、「&Chill(アンドチル)」「motokitanaka(モトキタナカ)」(以上、熊本市中央区)、「CITYLIGHTS(シティライツ)」(呉市中通2)など。広島を中心に、福岡や熊本、三重からの出店がある。
営業時間は10時~20時30分(フードは11時~19時、売り切れ次第)。