呉海自カレーや横須賀、舞鶴、佐世保、大湊の海自カレーを提供する「呉海自カレーフェスタ2019」が10月19日、「海上自衛隊呉基地」係船堀地区(呉市昭和町)で開催される。主催は日本遺産「呉鎮守府」開庁130周年記念事業実行委員会。
今年は、過去最多となる「呉海自カレー」全30種類がブース出店する。価格は300円。通常、各店で提供するよりも少ない量で販売する。今年は、横須賀、舞鶴、佐世保、大湊の海自カレーや海上保安庁巡視船くろせカレー、STU48 瀬戸内レモンカレーも初出店する。数量限定で、なくなり次第終了する。
このほか、呉特産品やグルメ、海上自衛隊のグッズも販売し、当日は基地内を一般公開する。昨年は8500人が来場した。呉鎮守府は1889(明治22)年の開庁から130周年の節目を迎える今年、7月から1年間にわたって記念事業を行っている。
海上自衛隊の艦艇では、艦ごとにそれぞれ調理員が隊員たちの健康を第一に考えた独自のカレーレシピを持っており、レシピは代々に引き継がれるだけでなく、機密事項の一つとして慎重に取り扱われているという。「呉海自カレー」は2015(平成27)年から、呉市内の飲食店で提供を始めた。海上自衛隊の調理員から直接、作り方を教わり、味を忠実に再現する。2019年の提供店は30店。
開催時間は10時~15時。入場無料。雨天決行。