食パンにクローズアップしたパンフェスタが10月8日、そごう広島店(広島市中区基町)で始まった。
昨年5月の初開催以降、半年に1回のペースで開く同店の人気催事の一つ。4回目となる今回は、広島など全国32店舗のベーカリーが出店する。前回までは47都道府県のご当地袋パンを並べたが、日常の食卓に並びやすい食パンを取り上げ、数量限定の日替わりで売り出す。店舗の一部は会期中に入れ替える。
メロンパン専門店「カシェット」(福岡県糸井市)には、パンを買い求める客が長い列を作り、数量限定の日替わり食パンは開店直後に早々と完売した。手作りジャム店「メルカートピッコロ」(大阪市中央区)が販売するフルーツサンド(540円~972円)4種類も20個ずつ店頭に並べたが、11時前にほとんどが売り切れた。12時前には男性客の姿も増え、会場内のイートインコーナーもにぎわった。
コッペパンに特製の中太麺で作った焼きそば一玉半を豪快に乗せた「麦わらぼうし」(京都府宇治市)の焼きそばパン(550円)や花畑牧場(北海道河西郡)の「北海道モッツアレラチーズドッグ」(501円)など、インパクトがあるパンも。同店広報の山岡奈緒さんは、「催事をきっかけに広島のパン店に足を運んでもらえたら」と話す。
開催時間は10時~20時(最終日は17時閉場)。今月14日まで。