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広島三越が「食」物産展を強化 一月に3本、増税後の売上対策で

9月25日から始まった物産展「横浜・中華街展」会場

9月25日から始まった物産展「横浜・中華街展」会場

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 10月1日の消費増税を前に広島三越(広島市中区胡町)で9月25日から、集客の図れる「食」の物産展を一月に3本続けて開く。

横浜中華街の6店舗が出店するイートイン

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 消費増税が来客に響き、売上が落ちることを予想してこれまで、月1~2本ペースで開いてきた物産展を初めて一月に3本開く。物産展は、6年ぶりとなる「横浜・中華街展」に始まり、新規催事の「食とファッションの街 兵庫・神戸物語」、「バウムクーヘン博覧会」と続く。

 増税をまたぐ第1弾は9月25日から10月6日まで、6年ぶりに「横浜・中華街展」を開く。出来立ての中国料理をはじめ、トレンドや話題性を重視したラインアップで、豚まんやショウロンポウ、タピオカドリンク、チーズハットグのほか、本場で人気という「香港風メロンパン」の店舗を香港から招致して販売する。横浜中華街の6店舗が出店するイートインでは、昼前から行列ができた。催事会場で購入した出来たての料理を楽しめるようフードコートも用意する。

 会場内のイートインに関しては10月1日からは標準税率10%となる。フードコートも設けるため、総菜などは持ち帰れば軽減税率8%だが、フードコートで食べる場合は10%になるため、基本的に、客の申告で消費税率を決める。増税日をまたいで物産展を開催するのは今回が初めて。折り込チラシや会場内の看板、販売員の声掛けで税率の変更を周知する。

 第2弾の「兵庫・神戸物産展」は、食を中心に、バイヤーがセレクトしたこだわりの品を紹介する。10月12日から20日まで。第3弾はバウムクーヘン100周年に合わせた「バウムクーヘン博覧会」。47都道府県のバウムクーヘンなど、国内を中心に約100種類をそろえる。47都道府県のバウムクーヘンから5種類を選べる「バウムクーヘンバー」やワークショップも予定する。10月22日から28日まで。

 営業時間は10時30分~19時30分(最終日は17時閉場)。

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