広島競輪場(広島市南区宇品海岸3)で9月23日、日本初のトラックレース対抗戦「バンクリーグ」が開催される。
バンクリーグは、日本のサイクルスポーツを盛り上げようと今年8月に誕生した日本初のトラックレース対抗戦。国内の競輪場を舞台に、日本トップレベルのロードレースチームが集結し、バンクリーグのために考案されたルールでチームごとに順位を競い合う。
1チーム4人で構成し、2チームが同時にバンクへ出走する。スタートから2周目まではポイントは付かないが、3周目以降の奇数周にラインをトップ通過した選手に1ポイントを付与して3ポイントを先取したチームが勝利する。各選手が役割を持ってゲームに挑むため、スピードだけでなく、チーム同士の駆け引きも見どころの一つ。音楽や映像などを駆使したクラブイベントさながらの演出を行うほか、プロ選手との交流など、ファンサービスにも力を入れる。
参加チームは、「ヴィクトワール広島」「キナンサイクリングチーム」「シマノレーシング」「チームブリヂストンサイクリング」「那須ブラーゼン」「マトリックスパワータグ」。オリンピックや世界選手権で多くのメダルを獲得している世界トップクラスの自転車トラック競技選手、テオ・ボス選手もヴィクトワール広島の一員として参戦する。強豪チームを相手にチャレンジャーとして参戦するヴィクトワール広島だが、ボス選手の補強により、優勝の可能性も高まったという。
13時開場。14時から予選レースを行い、16時45分ごろ終了予定。チケットは高校生以上=2,000円(前売り1,500円~)、4歳以上中学生まで=1,000円~(同500円~)。3歳以下無料。