平成を彩ってきた国産ブランドのメークアイテムを紹介する新元号企画「平成ベストコスメ」が4月9日、そごう広島店(広島市中区基町)本館1階で始まった。
新元号を迎える節目を前に平成の30年間を彩ってきた、日本が誇る化粧品ブランドの世界観やビューティートレンドを振り返る同展。会場には資生堂、カネボウ化粧品、コーセーの3社が自社ブランドの化粧品を年代別に展示する。
資生堂は長年のトレンド研究成果を生かして美容の視点から平成という時代を切り取り、30年間のビューティートレンド変遷を1人のモデルで再現する。メーク後の写真パネルと当時のコスメを展示するほか、メーク映像をモニターで流す。
年代別トレンドは、平成元年~5年(1989年~1993年)「昭和名残のバブルゴージャス」、平成6年~10年(1994年~1998年)「茶髪・細眉・小顔とギャル文化」、平成11年~15年(1999年~2003年)「ブロンズ・囲み目・ギャルファッション」、平成16年~20年(2004年~2008年)「女子力高めの盛りメイク」、平成21年~25年(2009年~2013年)「ゆるふわ癒し系大人カワイイ女子」、平成26年~現在(2014年~2018年)「抜け感バブルリバイバル」、平成から新元号へ「一周まわってフューチャリスティック」の7つ。
カネボウ化粧品は平成11(1999)年に誕生したコスメブランド「ルナソル」のアイシャドウを年代別に展示。コーセーはコスメデコルテの美容液「リポソール」を中心にコスメを紹介する。会場では現在も販売しているコスメ8種類を販売するほか、体験会も随時開く。
開催時間は10時~20時。体験無料。今月15日まで。