2月3日の節分を前に広島駅ビル「ASSE(アッセ)」(広島市南区松原町)の飲食や洋菓子店で恵方巻商戦が始まり、各店で予約販売が行われている。
地元の老舗飲食店「ちから」は恵方巻(500円)を通常よりもやや細めに仕上げ、丸かぶりしやすいサイズで売り出す。「むさし」は牛肉とチャンジャの肉巻きと食べる方向によって「辛子マヨネーズ」「明太マヨネーズ」2つの味が楽しめる細くて長い巻きずしを各250円で販売する。
米卸業のオクモトが運営する「膳七」では「せらこしひかり」で具を巻いた定番の恵方巻(432円)のほか、雑穀を使った巻きずしや牛カルビ巻き(以上518円)を用意。弁当店「あじろや」は穴子を巻いた「穴子巻」(450円)と山の幸を巻き込んだ「田舎巻」(410円)を単品とセットでそれぞれ販売する。
洋菓子店でも恵方巻に見立てたスイーツを考案しており、「ボストン」はのりに見立てたロールケーキで竹炭クレープに桃を包んだ「節分ロール」(648円~)を販売。ワッフル店「櫟」では竹炭ワッフルにマンゴー、イチゴ、抹茶、バニラのムースを入れた恵方巻ワッフル(994円)を用意する。
このほか、巻きずしの魅力や楽しさを次世代に伝えようと食品メーカー「あじかん」が女性マーケティングのハースト-リィプラスと共同運営する「MAKIZUSHI倶楽部」ではSNSを使ったフォトキャンペーンを展開。節分に向け、巻きずし文化を楽しんでもらおうと参加を呼び掛ける。