広島駅北口1階の「広島新幹線名店街」が9月2日、閉館する。
同館は山陽新幹線・岡山駅―博多駅間が全線開業した1975(昭和50)年3月に開業。施設面積は約3000平方メートル。これまで1990年、2003年、2015年と3度にわたって増床や改築を行ってきた。
土産や弁当、飲食店、スーパーなどが入り、主に旅行や出張などの広島駅利用客が利用してきた。1日当たりの利用客数は約1万人。現在では41店舗が営業しており、閉館後も飲食店「J-CAFE(ジェイカフェ)」、書店「廣文館」は引き続き営業する。
閉館後は開発を進める駅ナカ商業施設「ekie(エキエ)」が2019年夏以降に開業を予定。通勤・通学や旅行、出張で広島駅を利用する客だけでなく、周辺住民に向けた食料品ニーズに対応する売り場の展開を予定する。