広島・三原市にある三原城(三原市城町)の築城450年を機に制作した映画「やっさだるマン」のDVD販売が8月17日から始まる。
三原市のマスコットキャラクター「やっさだるマン」を題材にした本作は、同キャラクターを「ゆるキャラグランプリ」全国10位以内にランクインさせようと奮闘する若者の姿を描いた青春ストーリー。オール三原ロケで製作し、市民約500人がエキストラとして参加した。
出演する俳優の佐藤永典さん、アイドルの須藤茉麻さん(Berryz工房)、声優の竹達彩奈さんは、大森研一監督の映画「ライトノベルの楽しい書き方から」(2010年公開)でも共演。8年ぶりに再集結したメンバーの成長も見どころという。
DVDには初日の舞台あいさつや三原市内の各所を背景に市民エキストラも参加した「やっさだるマン」ダンスPVなども収録する。DVD売り上げの一部は平成30年7月豪雨災害で被災した広島県や三原市へ寄付する。
9月8日は東京ウィメンズプラザ・ホール(東京都渋谷区)で、本作と、愛媛・宇和島を舞台にした大森監督作品「海すずめ」の2本をチャリティー上映し、収益金全額を各自治体へ義援金として送る。当日はキャストや関係者が舞台あいさつを行い、被災地の写真をスライド投影しながらトークも行う。開催時間は14時~19時20分。観覧料は1,500円。当日、会場で販売する。