広島県被災者生活サポートボランティアセンター(広島県社会福祉協議会)が7月21日~23日、平成30年7月豪雨で被災した呉市などにボランティアを派遣するバスを運行する。
ボランティアの活動エリアは呉市、坂町、三原市、竹原市の4市町。ボランティアが不足し、交通の便が悪いエリアで、広島の地理に詳しくない県外からもボランティアの問い合わせがあったため、ボランティアバスの運行を決めたという。
出発場所は、呉市・坂町=JR広島駅北口、三原市・竹原市=JR三原駅西口隆景広場の2カ所。いずれも8時に出発し、中型バスで各災害ボランティアセンターに直行する。対象は大学生以上、定員は広島駅北口=各日100人、三原駅西口隆景広場=各日50人。乗車無料。
参加者は各自、汚れても良い動きやすい服装や着替え、日よけ帽子、マスク、軍手、長靴、タオル、飲料水、昼食などを持参する。同センタースタッフは「各自で水分や塩分補給など熱中症対策を講じて作業に当たってほしい」と呼び掛ける。
同センターでは現在、ボランティアバスの乗車をスムーズに行うため、ホームページ上で仮登録を呼び掛けている。乗車は当日、先着順で行い定員に達した時点で締め切る。
集合時間は7時45分。