ラクサス・テクノロジーズ(広島市中区中町、旧社名「エス」)が5月23日、バッグの定額レンタルサービス「ラクサス」とレンタル仲介サービス「ラクサスエックス」のバッグ流通総額が100億円に達したと発表した。
2015年2月に始まった「ラクサス」は、月額6,800円で1万6000個(2017年5月時点)を超えるブランドバッグを、無期限・個数無制限で使えるレンタルサービス。
同社によると、近年広がりを見せる「シェアリングエコノミー」の考え方が利用を促進させ、20~50代の働く女性を中心に会員数は14万人を突破したという。
「ラクサスエックス」は自宅で使う機会のないブランドバックを預かり、ユーザーに貸し出す個人間のバッグ仲介サービス。貸し出す側は専属スタッフによるバッグのフルクリーニングを受けられるほか、副収入として現金を受け取ることができるのが特長。
同社ではバッグ店頭価格での流通総額が100億円に達したことを受け、インターネット上で女性400人を対象に、家庭で使われていないブランドバッグに関する意識調査を行ったところ、家庭で使っていないバッグの総額は推定3兆7956億円、ブランドバッグを使いたいシーンではデートや合コンよりも女子会・ママ友会が1位となり、異性より同性の前でおしゃれをしたいと思っている女性が多い傾向が見られたという。