広島・呉のれんがどおりから中通2丁目エリアで3月26日、複合イベント「中通りこけらおとし」を開く。
2年間に及ぶ中通2~4丁目の路面改修工事の完了時期に合わせて、新たな中通商店街をお披露目しようとNPO法人「呉サポートセンターくれシェンド」が主催する。
イベントはセレクト型のマーケット「あさまちin呉」による大型マルシェと中高生による吹奏楽の路面演奏、ギャラリーカフェが運営するアートイベント「呉まち芸術祭2017」、雑貨店による古本と雑貨販売会、呉高専の生徒がデザインした「2丁目ベンチお披露目会」やけん玉パフォーマンスなど。全体プロデュースは「あさまち実行委員会」が手掛ける。
出店者はくれシェンドの小野さんが2016年6月、街に対して主体的にかかわる人々に声を掛けて「ゆるゆる」とスタートした会議の参加者たち。当初は10人ほどの集まりだったが、現在では商店主や市の若手職員ら20人が参加し、1~2カ月に1回の「無理のないペース」で会議を開いているという。
話し合う内容はイベントだけでなく空きテナント対策など、それぞれの視点から街に対する仕掛けについて。「会議は共有の場。できないことでも、できるかもと思う瞬間がある」と小野さん。「イベントは商店街の内外の人々がつながり合うきっかけになれば」とも。会議は今後も継続して取り組む予定という。
開催時間は9時~15時(イベントによって異なる)。雨天決行。