宮島ビール(廿日市市宮島町)が10月、宮島島内にビール醸造所「宮島ブルワリー」をオープンする。
仕込み水の一部に宮島・弥山原始林の水を使った「宮島ビール」は2011年8月に同社が発売したご当地ビールで広島市内の飲食店や土産物店などで取り扱っている。
ビール醸造所は屋台営業する「宮島パティオ」(宮島町)跡にオープンする。建物は地上3階建てで敷地面積は約102坪、延べ面積は約149坪。醸造所は1階に設け、出来たてビールを味わえる「宮島パティオ」の機能は2階フロアに残す。3階には食事が楽しめるレストランを新たに構える予定で1階・2階ではテナントによるカフェ営業も行うという。
宮島パティオは2010年3月に開業。これまでたる生を対面販売してきたが、4月上旬から始まる建設に合わせて3月20日に閉店した。ビール醸造所のオープンは10月初旬を予定。