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広島で「ちょい飲みパスポート」 居酒屋など53店、オリジナルセットを千円で

紙屋町の立ち飲み店「寅造」で提供するちょい飲みセット

紙屋町の立ち飲み店「寅造」で提供するちょい飲みセット

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 1,000円でアルコール1杯とつまみ3品を楽しめる「ちょい飲みパスポート」広島版の販売が3月10日から始まった。

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 発行はタウン情報誌や通常700円以上で提供するランチをワンコインでオーダーできる「ランチパスポート」を手掛ける「ほっとこうち」(高知県高知市)と提携する編集プロダクション「121」(広島市中区本川町3)。

 「1,000円でベロベロに酔える」という意味を指す「せんべろ」の仕組みを軸に企画した同書。「ランチパスポート」のノウハウを応用し、1店舗当たりの利用回数は3回まで、有効期間は3カ月で1人1冊を所有するルールはそのまま生かす。

 掲載店に冊子を提示すれば1,000円でアルコール1杯とつまみ3品のオリジナルセットメニューを楽しめる手軽さがユーザーに受け、昨年3月に初めて発行した「東京・銀座築地版」に続き、「高知版」「埼玉・熊谷近郊版」も展開している。

 広島版の掲載店は53店舗。ジャンルは、和・洋・中の居酒屋や洋食店、立ち飲み店などで、「流川・薬研堀」10店舗、「八丁堀・本通・並木・袋町・紙屋町」23 店舗、「十日市」5店舗、「JR 広島駅周辺」9店舗、「JR 横川駅周辺」6店舗で、市内中心部と駅周辺でエリアを分けた。

 ターゲットは20代後半~40代の男女を見込む。広島版の編集を担当した新庄谷隆さんは、「この本があることを理由にして新規開拓をしてもらいたい」と期待を寄せる。

 販売価格は994円。2万部の発行を予定する。

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