広島港ターミナル周辺(広島市南区宇品海岸1)で1月15日、カキ生産者が対面販売する「牡蠣マルシェ」が開催される。
広島県内で一番早いカキイベントは今年で4回目を迎える。カキのハイシーズンに合わせて企画し、県内で作った新鮮な農産物を生産者が対面で販売する大型市場「ひろしまみなとマルシェ」と同時開催する。主催は「ひろしまみなとマルシェ」と同じく、NPO法人「まちづくりコミュニティーデザイン研究所」。
当日は呉市音戸町のカキ生産者「ナバラ水産」が獲れたてのカキを持参し、焼きガキ(150円)やカキフライ(一皿300円)に調理して販売するほか、むき身や殻付きカキも取り使う。同NPOの担当者は「今シーズンの話をリアルタイムに聞けるのが醍醐味。昨年は焼きガキ2千個が昼には完売した」と話す。
「ひろしまみなとマルシェ」には36団体が出店し、旬の野菜や果物、米、加工食品、特産品などを販売する。「牡蠣マルシェ」にちなんで、カキみそ焼きそばなどのコラボメニューを用意する出店者もあるという。
開催時間は9時~15時。カキなどの産品はなくなり次第、販売終了。問い合わせは同NPO(TEL 082-255-6646)まで。「牡蠣マルシェ」は2月にも倉橋島の生産者を招いて開催予定。