広島・紙屋町のNTTクレドホール(広島市中区基町)で12月23日、展示イベント「大ゴジラ特撮王国HIROSHIMA」が始まった。
ゴジラ生誕60周年を記念してスタートした「大ゴジラ特撮展」をベースにした企画展。第二次大戦終結から9年後、1954(昭和29)年に公開された第1作「ゴジラ」から日本で29作目となる最新作「シン・ゴジラ」までの内容を網羅し、映画のワンシーンを再現した迫力ある特撮ジオラマ10点、台本やパネルなど約100点を展示する。
「ゴジラ」に出演した宝田明さんの映像ナビゲーションをはじめ、目の錯覚を利用した「トリックビジョン」で記念撮影コーナーも充実させる。特撮ジオラマコーナーは撮影可能でカメラや携帯電話を手にした来場客が目立ち、ジオラマの細部までじっくりと見る客の姿も。
歴代の映画ポスターや特製ジオラマにはARコードを付け、スマートフォンなどの携帯電話で読み込むと映画の予告編や該当するシーンの動画も見ることができるほか、新年の初詣に向けてゴジラをまつった「ゴジラ神社」も併設する。
物販コーナーでは菓子メーカー「にしき堂」とコラボしたもみじまんじゅう(600円)も登場。ゴジラがもみじまんじゅうを口にくわえたパッケージが特徴で、「もみじ饅頭」の文字は「もみじ饅獣」に変換している。
1月8日には、ゴジラ映画監督の大森一樹さん、金子修介さん、手塚昌明さんを招きトークショーとサイン会を開く。参加費は3,500円。
開催時間は10時~17時(入館時間は16時30分まで)。入場料は、中学生以上=1,200円、3歳~小学生=700円。1月9日まで。