中国ジェイアールバス(広島市南区松原町)は7月下旬から、広島東洋カープのデザインを前面に出したラッピングバス運行を始めた。
市内循環バスや2階建てオープンバスを運行する同社が広島の街のにぎわい作りとカープ応援の一環として、プロ野球のシーズン開幕前から温めていた企画。
バスの車体両側と背面をカープのチームカラーである赤に統一し、カープ坊やとロゴをそれぞれデザインする。カープ坊やのイラストはバッドを両手に持ったバージョンと両手を上げ、胴上げされている2種類をあしらった。
ラッピングバスは広島駅・広島バスセンター~高陽団地、可部・鈴張・千代田・大朝を運行する一般路線バス1両で、運行エリアや時間は日によって異なる。同社広島支店には一般路線バス約50台があり、常時稼働しているのはこのうち約40台。カープバスに遭遇する確率は約40分の1で、沿線では写真に収めるファンの姿も見られるという。