中国新聞(広島市中区)は10月~11月、週刊で発行する生活情報紙「Cue」のブランド力を生かし、2種類の月刊情報紙を創刊した。創刊したのは「グルメCue」と「オトコCue」。
飲食関連に特化した「グルメCue」(10月25日創刊)はタブロイド判12ページオールカラーで、毎月最終木曜発行、発行部数は436,000部。地元有名人の食にまつわるインタビュー記事など飲食店情報を記事型の広告やクーポン広告で紹介する。創刊号では中国放送のアナウンサー横山雄二さんが登場、「食べ歩きに目覚めたきっかけ」や「行きつけのお店」などがコラムに盛り込まれている。
30代~40代の男性をターゲットにした「オトコCue」(11月3日創刊)は、タブロイド判16ページオールカラー、毎月第1土曜発行で発行部数は22万部。「今月のフェイス」や「オトコ磨き」などのコンテンツを設け、男性だけではなくパートナーと一緒に読んでもらえるような情報紙を目指す。
両紙の収益は広告収入が中心。同紙担当者は「朝刊の広告枠よりもリーズナブルな料金で広告主のニーズに応えたい」と話している。