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宮島口に自家焙煎のコーヒー店「伊都岐珈琲ファクトリー」 工房にカフェ併設で

配送拠点としての機能も持つ「伊都岐珈琲ファクトリー」

配送拠点としての機能も持つ「伊都岐珈琲ファクトリー」

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 宮島でカフェ「伊都岐(いつき)」「sarasvati(サラスバティ)」など、4店舗を運営する伊都岐(廿日市市)が4月上旬、広電宮島口前に自家焙煎(ばいせん)のコーヒー専門店「伊都岐珈琲ファクトリー」(廿日市市、TEL 0829-20-5106)をオープンして約2カ月が経った。

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 島外へ初めて構えたのは、焙煎工場にカフェを併設した新業態店。4月にひっそりとオープンしたが、5月28日に大型の焙煎機を導入。本格的に営業を開始した。店舗面積は約30坪。バリアフリーの店内には、フランスのアンティークでそろえたテーブルや椅子などの什器を置く。席数は32席。

 ディスプレーも兼ねてカウンターに並べるコーヒー豆は注文後に焙煎する。「豆の個性を楽しんでもらいたい」とオーナーの佐々木恵亮さん。焙煎したコーヒー豆を粉砕するグラインダーは2台用意してエスプレッソやラテなど、選べる種類を増やした。

 カフェメニューはエスプレッソ(350円)やエスプレッソにミルクを合わせた伊都岐珈琲のスペシャリテ「カフェラテ」(450円)、バナナ1本をまるごと使った「フローズンバナナモカ」(600円)、コーヒー豆の果肉を乾燥させたお茶「カスカラティ」(450円)など。テークアウトも受け付ける。焼き菓子は常時5種類をそろえ、ラインアップは既存店とほぼ変わらないという。客単価はカフェ=500円前後。コーヒー豆は100グラム650円の均一価格で販売する。

 営業時間は10時~21時。駐車場5台。

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